不動産売却における分筆について

query_builder 2025/01/03
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不動産売却をするときに「分筆」という言葉を、聞いたことはありませんか。
土地の分筆をするには、どのような手順で実施するのかご存じない方が多いでしょう。
そこで今回は、不動産売却における分筆について解説します。
▼不動産売却における分筆
分筆とは、登記簿上の1つの土地を複数に分けて、別の土地として登記することです。
土地を分筆すると、それぞれが新しい地番となり独立した土地として登記されます。
共有で管理している土地や、土地の一部を売りたい時に分筆を行うケースが多いです。
土地の分筆には手間や費用が掛かりますが、固定資産税評価額を抑えられる場合があります。
▼土地を分筆する手順
①土地を事前調査する
まずは登記簿謄本・測量図・公図など、事前調査に必要な書類を用意します。
特に確定測量図があると、土地の境界を把握できるのでスムーズに分筆を進められるでしょう。
②境界画定測量を実施する
分筆に必要な書類が用意できたら、土地家屋調査士に依頼して境界確定測量を実施します。
一般的に、境界確定測量を依頼すると50~100万円程の費用が必要です。
③分筆案の作成
売却を前提に分筆をする際には、建築基準法に違反していないかを確認する必要があります。
分筆案の作成には、土地家屋調査士と相談しながら進めると安心です。
④現地にて関係者の立ち合い
土地の分筆は、隣地の所有者・道路の管理者・役所の担当者などの同意が必要です。
関係者の同意が得られない場合は、分筆を実施できないため事前に話し合いを行いましょう。
⑤分筆登記をする
土地の分筆が終了したら、土地分筆登記の申請を行います。
地積測量図・境界確認書・現地案内図などの、必要書類を準備しましょう。
分筆登記は、測量を担当した土地家屋調査士が実施するのが一般的です。
▼まとめ
不動産売却における分筆とは、1つの土地を分けて別の土地として登記することを指します。
分筆を実施する際は、調査に必要な書類をしっかりと準備して土地家屋調査士に相談しながら進めましょう。
『株式会社プランニング・ハート』では、不動産に関するさまざまなお悩みに柔軟に対応いたします。
リフォームから売却まで幅広いニーズにお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。

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